大阪市民生保健委員会が18日に開かれました。日本共産党の
姫野浄委員は、保育所に入れない待機児が三年連続全国一の大阪市の保育所対策について質疑しました。
姫野議員は、大阪市が2002年度待機児解消策として@公立保育所保育士配置基準の改悪A公立保育所の面積活用による入所枠拡大B駅前テナントビルに民間保育所の分園をつくり保育を行うなど、保育士や民間保育所に無理を押しつけて、つめ込み保育をすすめていることを指摘しました。
姫野議員は、@公立保育所は建てない、保育士を増やさないという大阪市のいままでの方針を改めるA地域の子育て層の要望を各区で十分把握し、公立、民間合わせて保育所建設計画をたておしすすめる−ことを強く求めました。
磯村隆文市長は「少子化社会のとき保育所建設に突っ走るとどうなるか心配」と消極的な答弁をしました。