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市議団の実績

 万博・カジノ撤退せよ

党大阪市議団が予算要望

  日本共産党大阪市議団は26日、大阪市の2024年度予算編成と当面の施策に関する要望書を横山英幸市長に提出し、阿形公基財政局長らと懇談しました。

 山中智子団長は「コロナなど感染症がこの先どうなるかもわからず、物価高で市民がこれだけしんどい思いをしている」一方、関連費用が極端な上ぶれを続ける万博を実施したとしても「市民のくらしのプラスになるとは思えない」と批判し「傷が広がる前に勇気ある撤退を」と強調しました。

 万博とその先にあるカジノ誘致に向けた夢洲開発は全部やめて、夢洲は市民の貴重なゴミ最終処分場として丁寧に使うとともに、地域の人たちのくらしを支え中小業者を支援するなど市民を助ける施策を大阪市の最優先課題とする市政運営と予算編成へ速やかに転換するよう求めました。

 要望では、万博、IR・カジノを中止し「夢洲(ゆめしま)まちづくり構想」を抜本的に見直す▽震災・災害対策を抜本的に強める▽新型コロナウイルスおよび新たな感染症対策を強化する▽市民のくらし・健康・福祉を最優先する▽公共交通を守り充実させる▽憲法・子どもの権利条約にもとづく教育をすすめる―など13分野460項目を求めました。

(20231226日付しんぶん赤旗)