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大阪城西の丸庭園 モトクロス大会は無謀 党市議団と会が現地視察 |
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2013年2月22日 |
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国の特別史跡であり市民の憩いの場でもある大阪市中央区の大阪城西の丸庭園で、無謀にも競技用バイクでのモトクロス大会が計画されていることに反対する市民の陳情を受けて、日本共産党の山中智子市議団幹事長と井上浩市議は22日、現地視察をしました。
国の特別史跡であり市民の憩いの場でもある大阪市中央区の大阪城西の丸庭園で、無謀にも競技用バイクでのモトクロス大会が計画されていることに反対する市民の陳情を受けて、日本共産党の山中智子市議団幹事長と井上浩市議は22日、現地視察をしました。 橋下徹市長が1月の年頭あいさつで「都市間競争に勝つため」と表明。6月に計画されています。 モトクロスはバイクがごう音を上げ次々とジャンプを繰り返すというもの。甲子園球場グラウンドの約5倍、6.45fの庭園に大量の土砂などを運び入れ、起伏のあるコースをつくり、1万人収容の仮設の観客席をつくるといいます。
西の丸庭園は、豊臣秀吉の正室・北政所の屋敷があった場所とされており、桜の名所として市民に愛されています。天守閣を仰ぎ、掘の石垣が美しく眺められる場所です。 現地を案内した「市民の会」の渡辺武代表は「木一本動かすのにも文化庁の厳しい規制がある。建物を造る場合、60a以上地中に発掘をしたり柱を建てたりするのは原則不許可です。遺構を痛める。文化庁が許可するのはおかしい」といいます。
山中市議は「ここでやる必要性がない。市民の憩いの場です。身近な人がやめてくれといっているのに、取り返しのつかないことになったらどう責任を取るのか」と話しました。 (2013年2月23日付しんぶん赤旗) |