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市議団の実績

福祉切り捨てを推進

大阪市の公募区長就任

党市議団幹事長が談話


 橋下徹大阪市長が公募で選んだ各区長が1日に就任したことについて、日本共産党の山中智子市議団幹事長は同日、談話を発表しました。

 今回の公募区長の就任は、橋下市長が自分の分身だと言うように、区長に権限と財源を与えて住民の福祉、暮らしを切り捨てる「市政改革プラン」の地域版を区長の独断で推進させるものです。

 それだけでなく、大阪市を解体する「大阪都構想」に住民の過半数が支持するよう説得する役割も公募区長に負わせています。

 橋下市長は選挙で自分が選ばれたことをもって「都構想」は「維新」の主張でなく市の方針だと言いますが、議会では何も決まっておらず、住民投票も行われていません。市の方針とすること自体が問題です。橋下「維新」の政治的野望を実現するために公募区長に住民を 説得させるというのは政治活動そのものです。

 広域に関するものは府市統合本部、住民施策は公募区長という体制をつくり、実態的に大阪市を解体していく道に大きく踏み出したことになります。今後、橋下市政だけでなく公募区長にも、暮らし守れ、地域を守れという声を届け、独断は許さないという運動がいっそう大事になります。

(2012年8月2日付しんぶん赤旗)