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橋下市長素案
市民生活攻撃やめよ
党大阪市議団が決起集会

 橋下徹大阪市長が打ち出した市民生活総攻撃の「市政改革プラン素案」を全市民的な運動で撤回をと、日本共産党大阪市議団は14日、緊急報告決起集会を大阪市内で開きました。民主団体や地域の党組織などから約100人が参加、運動を広げる決意をのべました。

 北山良三団長が学童保育運営補助金存続や長居障害者スポーツセンターの当面存続など、強い反対の声や世論に押されて一部修正されたものの、素案全体は「市民への総攻撃と『都構想』の先取り」だと強調。29日までのパブリックコメント(意見公募)の提出や全市民的にあらゆる運動を展開し、反対の声を届け、撤回させようと強調しました。

 井上浩政調会長が年間500億円の収支不足という素案の財政見通しのごまかしや、市民施策切り捨ての中身を報告しました。

 素案は6月に案にまとめ、7月の議会を経て本格予算に盛り込むというスピードですすめられています。

 参加者からは「クレオ(男女共同参画センター5館)は女性の困難な実態からもますます必要。大阪市女性会議登録団体有志で『つぶさないで!クレオ!大阪の会』を結成した」(新婦人)、「市内でキャラバンを実施する。書きやすいパブリックコメント用紙をつくって広げていく」(年金者組合)、「敬老パスが有料化されれば無料の乗車証にも影響する」(視覚障害者)などの発言が続きました。

(2012年5月15日付しんぶん赤旗)