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“橋下流は人災招く” 

党大阪市議団 住民と懇談会

 9月大阪市議会(7日開会)に先だち日本共産党市議団は4日、団体や住民との懇談会を市役所で開きました。

 北山良三団長は、市民生活を切り捨てる市政改革プランや住吉市民病院統廃合など施策が具体化されるなかで「市民は、肌身に感じて市長がやろうとしていることのひどさが分かってくる。大いに実態を知らせ、矛盾点を鮮明にして運動につなげていきたい」と表明しました。

 井上浩政調会長は「橋下流新自由主義は地方自治体の役割を放棄、否定するもの」と強調。「市民の安全・安心を度外視して、自己責任を押し付け、どの分野においても“人災”を招く」とのべました。

 山中智子幹事長が国会で強行された「大阪都構想」実現のための大都市地域特別区設置法と「大都市制度推進協議会」を報告。橋下氏らが主張する大阪経済の低迷は府市の「二つの行政」が存在しているからではないこと、「広域=成長・産業」と「基礎=生活・福祉」という自治体の区分けは「維新の会」独自の勝手な理論だと指摘。「大阪市を守り、改善していく立場で頑張りたい」と話しました。

 参加者から「バス路線廃止の方針というが、どこが削られるのか」「区内に待機児が200人いるが、市立保育所の休所が打ち出され、存続を求める署名をしている」など活発に意見がだされました。

(2012年9月5日付しんぶん赤旗)