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市民の願う予算へ全力

党大阪市議団が懇談会


 日本共産党大阪市議団は23日、予算議会が始まるなか、要望懇談会を市役所内で開き、75人が参加しました。
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 山中智子幹事長は、「予算市議会で橋下徹市長のわがまま横暴に立ち向かって、予算を市民のみなさんの願いを取り入れたものに組み替えていくように全力を上げます」と強調しました。

 「大阪都」構想の住民投票について、「多くの人たちが、1人の指揮官で巨大開発を猛スビードでやっていきたいというのが『大阪市廃止・分割』の狙いだということを見抜いている」と指摘、市廃止・分割ではなく住民の声が届く市政への転換めざし「いっせい地方選挙で勝利していきたい」とのべました。

 井上ひろし政調会長が来年度予算案の特徴を説明しました。

 懇談では、「塾代バウチャーやタブレット端末に予算を使うぐらいなら、少人数学級をしっかり実施し、教員を増やしてほしい」(新婦人)、「保育士の採用は低賃金の任期付き職員の採用だけで、募集をかけても人が集まらない。待機児解消に逆行している」(市労組)、「東住吉区には1力所も子どもを産む病院がない。だから住吉市民病院は大事。若者たちが結婚し、子育てできる環境が大阪市にない」(母親連絡会)など、切実な要望・意見が続きました。

(2015年2月24日付しんぶん赤旗)