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 巨大開発の異常批判

党大阪市議団オンライン懇談会

 日本共産党大阪市議団は14日、9〜12月議会に向けたオンライン懇談会を開きました。

 山中智子団長が、大阪市政の現状を報告。大阪市は今、異常なまでの「いのち無視」「市民敵視」「大阪市弱体化、府の下部組織化」が狙われていると指摘。「市民は2回にわたり大阪市存続を選んだ。市民にまじめに向き合い、コロナ禍のもと市民の命・暮らし・営業を守るために、政令市・大阪市の力をいかんなく発揮すべき時だ」と強調しました。

 山中氏は、「科学なし、心なし、気概なし、ビジョンなし、自主性なし、合意なし、検証も反省もなし。あるのは思いつきと人気取りと一部企業のもうけだけ」と、大阪市のコロナ対策が全国最悪だと評価。コロナ危機以前の「成長戦略」を全く見直さず、万博を利用した夢洲(ゆめしま)開発、カジノ誘致など、「府市一体」で巨大開発にのめりこむのは異常だと批判しました。

 懇談では、「中小業者の立場から、大阪市に一時支援金をお願いしたい。時短協力金も市から府へ早くしなさいと一言を」(大商運)。

 「保健所に専門の職員を増やして、せめて1年2年経験を積むことが未来につながる」(保険医協会)などの発言がありました。

(2021915日付しんぶん赤旗)