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カラ残業、ヤミ年金・退職金等の全容解明と

抜本的な見直しを求める申し入れ

共産党大阪市会議員団が、関淳一大阪市長に対し

日本共産党大阪市会議員団は、28日、関淳一大阪市長に対し、大阪市職員のカラ残業、ヤミ年金・退職金等の全容解明と抜本的な見直しを求める申し入れをおこないました。

申し入れには、姫野浄、下田敏人、瀬戸一正、わたし考一、北山良三の各議員が参加。森下暁市長室長、山田昇総務局長が対応しました。  

     カラ残業、ヤミ年金・退職金等の全容解明と抜本的な見直しを求める申し入れ書

           2004年12月28日

大阪市長 関 淳一 殿

             日本共産党大阪市会議員団

               団長 姫野 浄 

 阿倍野区役所のカラ残業疑惑に端を発した、いわゆる職員「厚遇」問題に対する市民の怒りは、団体生命保険料の公費全額負担やヤミ退職金・年金などの発覚によって、今や頂点に達している。

 これまで、大阪市が、市民に対する施策は次々と後退させる一方、破綻三セク各社などには莫大な公金を投入してきた上に、職員には、不当・不適切な「厚遇」をしていたことが明らかになった訳で、市民の強い批判は極めて当然のことである。一刻も早く、全容を解明し、不正なものについては、返還を求めると共に、市民の理解の得られないものについては、廃止も含めた抜本的な見直しを行って、市民の信頼回復をはかることが強く求められている。

 以下、こういう立場から、二項目について、その実施を強く要望するものである。

一、「カラ」残業問題の徹底糾明をはかり、不正受給者には返還を求めること。又、このような事態を二度と起こさないために、超過勤務の状況等を管理者の責任において把握する等の体制整備を行うこと。

一、「ヤミ年金・退職金」など、条例に基づかない公金支出について、全容を公表し、市民の合意、納得を基本に精査、検討して、不要・不当なものは、直ちに廃止すること。

                                    以上