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米艦の入港拒め

大阪市長に申し入れ書

党市議団

 米海軍のイージス駆逐艦ジョン・S・マッケイン(排水量八三一五トン)の大阪港への入港計画(二十三日)を受け、日本共産党大阪市議団は十七日、入港拒否するよう求めた申し入れ書を市役所内で平松邦夫市長あてに提出しました。申し入れしたのは、下田敏人市議団長と安達義孝、尾上康雄両市議。市港湾局経営管理部長と、同部海務担当課長が応対しました。

 申し入れ書では、「平和の貿易港に対する許しがたい侵犯」だと批判。一九九四年の「大阪港の平和利用決議」に基づいて、入港許可しないよう求めています。

(2009年4月18日付しんぶん赤旗)


大阪市長 平松邦夫 殿

2009年4月17日

日本共産党大阪市会議員団

 

米国艦船「JOHN S MCCAIN(ジョン S マケイン)」の

大阪港への入港に反対し、許可をさせないことを求める申し入れ

 

 今般、4月23日(木)〜4月27日(月)に米艦船「JOHN S MCCAIN」が「親善・友好」を理由に入港を通知してきたとの連絡があった。

 昨年の4月、11月に続いての矢継ぎ早の米艦の入港であって、平和の貿易港に対する許しがたい侵犯と言わなくてはならない。

 周知のように、大阪港は、先の大戦で壊滅的な打撃をこうむったのである。その痛苦の教訓の上に立って、戦後、平和の商業港として営々とした努力によって、今日、発展をとげてきたものである。その平和の思いは、1994年11月の本市会の「大阪港の平和利用決議」に結実しているのである。    

よって、

1、米艦船「JOHN S MCCAIN」の大阪港への入港に反対し、許可しないこと。

2、今後も米艦船や自衛艦の大阪港への入港拒否の態度を明確にすること。

 

 以上、申し入れるものである。