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米旗艦の入港拒んで 大阪市へ共産党市議団要請 |
瀬戸一正、小原孝志両市議が申し入れし、市港湾局海務担当課長らが応対しました。 市議団は申し入れで、これまでベトナム戦争、湾岸戦争等の軍事行動を指揮し、先制攻撃戦略の中心をなしてきた同艦の入港は平和の貿易港である大阪港にはまったくふさわしくないと指摘。「緊急性も必要性も無く入港し、軍事利用の既成事実を積み重ねることは、平和の貿易巷に対する許しがたい侵犯だ」として入港を許可しないよう求めています。 大阪市議会は1994年11月の本会議で、「核兵器持ち込みを拒否する世界に開かれた平和な貿易港として運営されるよう強く要望する」との「大阪港の平和利用に関する決議」を可決しています。 (2016年2月23日付しんぶん赤旗) 2016年2月22日 大阪市長 吉村 洋文 殿 日本共産党大阪市会議員団 団長 瀬戸 一正
米艦船「BLUE RIDGE(ブルー リッジ)」の 大阪港への入港を許可しないよう求める申し入れ 今般、2月24日(水)〜2月27日(土)に米艦船ブルーリッジが「補給、休養、親善」を理由に入港を通知してきたとの連絡があった。 米艦船ブルーリッジは横須賀港を母港とする米国第7艦隊の旗艦である。本艦船は、これまでベトナム戦争、湾岸戦争等の軍事行動を指揮、米先制攻撃戦略の中心をなしてきた。このような艦船の入港は平和の貿易港である大阪港には全くふさわしくないのである。「補給、休養」が必要ならば母港に戻ればよく、「親善」ならば陸路を用いればよいのである。緊急性も必要性も無く入港し、軍事利用の既成事実を積み重ねることは平和の貿易港に対する許しがたい侵犯と言わなくてはならない。 周知のように、大阪港は、先の大戦で壊滅的な打撃をこうむったのである。その痛苦の教訓の上に立って、戦後、何よりも平和の商業港として営々とした努力によって今日、発展をとげてきたものである。その平和の思いは、1994年11月の本市会の「大阪港の平和利用決議」に結実しているのである。 よって、以下の点を申し入れるものである。 記 1、米艦船BLUE RIDGE(ブルー リッジ)の大阪港への入港を許可しないこと。 2、米艦船や自衛艦の大阪港への入港拒否の態度を明確にすること。 |