12月1日に開かれた此花区の「正蓮寺川区民の会」の「高速道路フタかけ実現報告集会」は220名が参加しました。集会には名古屋市や京都市、府下の道路公害反対の住民運動団体からも参加がありました。
報告集会では、区内民主団体が総出で四幕十一場の寸劇「全面フタかけ物語」を演じ、爆笑や掛け声もかかり、「十七年間の公害持込み反対運動の役割がよくわかった」という成功をおさめました。経過報告にたった「区民の会」前事務局長の瀬戸一正大阪市会議員は、全面タフかけ実現はなによりも住民運動の大きな成果であること、正蓮寺川公園を市内の新しい名所となるような公園にすをためには大阪市の街づくりの進め方を「大型開発型から環境型公共事業」に転換させるような大きな住民運動か必要だと強調し、記念講演では都市プランナーの角橋徹也さんが「ナタかけ実現は全国の先例になる画期的なものだが、公園造りはスタート台に立ったということだ。正蓮寺川公園を、立派な並木道をもったすばらしいものにすれば、真の都市再生と呼べるものになる」と話し参加者に夢と希望を与えました。その後の記念パーティにも九〇人が参加し、山下よしき前参議院議員がお祝いの挨拶をしました。
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