大正区の日立造船の敷地に「廃プラスティック処理施設」の建設計画が進められ、大阪市に設置許可を得るための手続きの準備が進められていました。
これに対し、区内の各種団体などで「大正区廃プラスティック処理施設を考える会」が結成され、公害のない便利で住みよい大正区をと反対運動が高まり、2度にわたって学習集会も開催されてきました。集会では、樋口泰一元大阪市立大学工学部教授から、「この施設は環境に重大な影響が予想される」との指摘がありました。
大きくなる反対世論の前に、大阪プラスティックリサイクル(株)は、11月26日、計画を断念。大阪市に正式に「事業廃止届け出書」を提出しました。
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