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市議団の実績

梅田貨物の百済移転やめて

東住吉住民 4000署名提

             (しんぶん赤旗 2005年6月3日掲載)

 「道路公害いらない、梅田貨物駅の百済駅への移転反対東住吉連絡会」は「JR機構に梅田貨物の百済駅への移転計画の中止を求めること」で5月27日に大阪市へ要請したのにつづき、同30日に大阪市議会へ陳情書を、約4000の署名とともに提出しました。

大阪市への要請は、@JR機構に「梅田貨物駅の百済駅への移転計画」の中止を求めるA移転のムダづかいを止め、梅田貨物駅をふくんだ再開発のプランを検討するB住民の声を聞き、合意なしに計画実施は認めないCJR機構に環境アセスの実施を求めるD子どものぜん息罹患(りかん)状況(学校保健統計)を明らかにする―ことを求める5項目。

梅田貨物駅を分割し同じ100万dの貨物の移転問題が生じている吹田市は環境アセスメントを実施するにもかかわらず、百済駅は大阪市の環境アセス基準が鉄道の新増設・延伸の場合は3キロ以上となっていることを口実に、それに満たない百済駅(延伸は2・1`)は「アセスを必要としない」が市の見解です。

連絡会は、百済駅の場合、貨物もコンテナトラックの走行も吹田以上になることを指摘するとともに、アセス条例に「市長が必要と認めた事業」はアセスの対象になると指摘していることを示し、市長の責任で環境アセスメントを実施するよう強く要請しました。

要請には両日とも、日本共産党の江川しげる市議が同席しました。