title


 

市議団の実績

大阪市立大学2部廃止で説明会

共産党市議、学生の要求で

 大阪市立大学の夜間課程・2部の廃止問題で18日、大学側が日本共産党市議の渡司考一幹事長らに、住吉区の同大で廃止理出について説明会を開きました。2部生やOBら約20人も参加しました。

 説明会は2部生らの再三の求めに応じない大学側に対し、日本共産党市議らが要求して実現したものです。学生らが存続を求めて提出した請願署名を審議する市議会財政総務委員の渡司、稲森豊、上野登喜子各市議と地元選出の井上浩市議が出席しました。

 学生らの調査では現在、2部生の3割のうち釣80%が働いている実態が判明しています。法人運営本部の西川真司・事務部長らに対し、学生から、入試倍率が今年度で6.5倍もあるのに「学生を切り捨てていいと思っているのか」どの声が噴出。大学側が廃止理由にあげる「入学時に働いている学生が減っている」などは「ことごとく根拠に乏しい」と迫りました。

 2010年度から二部生を募集停止すると、ホームページ上でしか発表しない大学側の姿勢にも批判が集中。市議らは「学生の声を聞くべき」だとし、学生への再度の説明会の開催を求めました。

(しんぶん赤旗:20081220日付)