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市議団の実績

赤バスなくさんといて

大阪連絡会が2回目の集会

 「赤バスなくさんといて! 4・10第2回市民集会」が10日、大阪市中央区で開かれ、75人が参加しました。
 集会は、赤バスの存廃を1年先送りさせた中、存続させるための新たな取り組みをスタートさせようと、「赤バスの存続を求める市民連絡会」が開きました。

 連絡会の是枝一成事務局長(大阪市対策連絡会議事務局長)が、この間の取り組みの経過と現状を報告。存廃を先送りさせたが、大阪市は「利用促進」を言いつつも、「赤バス」廃止を前提に、廃止に都合のよい指標のみを用いて結論を導き出そうとしていると批判。まず赤バスを存続させた上で、利用したくなる赤バスヘと発展させるために、利用者・市民が参画した「検討会」を市・区・地域単位で開くべきだと強調しました。
 奈良大学名誉教授の實清隆さんが、「市民の足『赤バス』と交通権について」と題して講演。日本共産党の山中智子市議が連帯のあいさつをしました。

 参加者からは、「できるだけ早く区の連絡会を立ち上げたい」「東淀川区では『赤バス守り隊』がシール投票。弾む対話で全員が廃止困るに投票した」などの意見が出されました。

 最後に、赤バス存続に向け、▽行政区、地域の連絡会を結成し、広く参加を呼びかける▽地域意見集約の場の設置を求める▽署名運動の強化―などの行動提起を全員で確認しました。

(2010年4月11日付しんぶん赤旗)