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赤バスを存続させて 市民連絡会が大阪市と交渉 |
大阪市の「赤バスの存続を求める市民連絡会」は3日、交通局や市民局への交渉を行い、100人を超す市民が参加しました。 赤バス(地域密着型のコミュニティーバス)は「公共性、経済性が低い」との理由で、大阪市交通局は2011年度末に全面廃止することを前提に、目標値を設定してクリアすれば残すとしてシミュレーション案などを路線ごとに提示し、「地域説明会」を開始しています。
市民連絡会では、シミュレーション案では「JRの駅まで赤バスが行かなくなるのでいっそう不便になる」「交通局が目標とする利用者数に合わせるための机上の計算」と具体的な例を示して批判。「病院受付に合わせて午前8時台の運行を」「長すぎるループを分割し、車両を増やして利便性を上げる」などの改善策も提案しながら、「利用者・市民がひざを交えて話し含うワークショップ形式の検討会を開く」ことを求めました。 連絡会では、「これから本格化する行政区ごとの説明会や地域でのとりくみが存続へ向けてますます重要となっている」としています。 (2010年8月4日付しんぶん赤旗) |