阿倍野再開発 超高層マンション計画を白紙撤回せよ |
突如として倍の27階に 大阪市阿倍野再開発・十分な説明なく
阿倍野再開発はJR 地元住民が陳情 バブル期に始まった計画で、地価が上昇することを当て込んで売却をする予定でしたが、バブルの崩壊で計画は事実上破たんし、二千百二十億円もの赤字を抱えています。
この超高層マンションは、開発当初では十四階建ての計画で日照など周辺の住環境にも配慮されたものでしたが、
地元住民は、計画の白紙撤回と当初計画にそった十四階建て以下の建物建設を求め、 日本共産党の稲森豊、瀬戸一正両市議は、この間、市議会計画消防委員会でのべ四時間にわたって質疑を行ってきました。
六月二十四日の委員会で瀬戸議員は、すぐ南側で 平松邦夫市長は、「私としてはこの案で行かせていただきたいとの思いですが、同時に住民の皆さんときちっとお話しながら合意の上で建てさせていただきたい」と答弁しました。 声を直に聞いて すぐ南側の分譲住宅あべのシャルムの山口明さん(五六)は、「私たちのマンションの敷地境界線から超高層マンションの壁面までわずか八b、高さも倍の建物が、十分な説明もなく建てられるのは許せない。市長には、住民の声を直に聞いてほしい」と憤っています。
稲森議員は「『快適な住空間が広がる市街地住宅ゾーン』などをコンセプトに進められてきた事業が、住宅では最後の一棟となった土壇場で、 (大阪・生島貞治) (しんぶん赤旗:2008年8月21日付) |