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「住民サービスは自己選択。向上は難しい」

大阪都構想で橋下市長


 大阪市の橋下徹市長は25日、大阪市を解体する「大阪都」構想について、「都構想は最終的に住民サービスが良くなるかどうかというよりも、自分たちで決めることができるということだ」と述べました。市役所内で記者団に答えました。

 橋下氏は、財源問題をあげ、「いまの日本ではどの自治体でも、住民サービスがこのままどんどん向上するということは難しい」と発言。「これからの時代は、住民サービスを自ら選択していく、優先順位をつけていくというところが一番重要」「どのような住民サービスを選択するのかは住民に決めてもらうという仕組みづくりが都構想だ」などと説明しました。

 『維新の会」はおととし秋のダブル選挙時のビラで、わざわざ「大阪都構想で市民の生活は良くなるの?」との質問を立て「大阪都構想は市民の皆様の生活を良くするための手段です。大阪都構想が実現すれば市民の皆様の生活は良くなります」と答えていました。

(2013年2月26日付しんぶん赤旗)