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橋下市長 訪米中止

「慰安婦」暴言に米国反発

 日本軍「慰安婦」は必要だったと発言して、国内外から厳しく批判されている日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は28日、市役所内で記者団に対し、6月中旬に予定していた米国視察について、一連の暴言に対する米国内での反発が根強いことなどから「いまこの状況で僕が訪米することにメリットはない。総合的に判断し、中止とした」と述べ、訪米中止を表明しました。

 橋下氏は「(首長の)発言で行政が影響を受けることもある」と開き直り、自身の責任については「最終的に選挙での審判にゆだねられる」と突っぱねました。キャンセル料については公費で支出すると言明しました。

 橋下氏は、維新幹事長の松井一郎大阪府知事と共に6月10日から同16日の日程で、大阪市の姉妹都市であるサンフランシスコ市や、ニューヨーク市への訪問を計画していました。

(2013年5月29日付しんぶん赤旗)