「市立デザイン教育研究所」

新入生の募集停止１年延期を決定

　７月９日に開かれた大阪市教育委員会で、「デザイン教育研究所の新入生の募集停止について」は、募集停止の時期を１年延期することが決定されました。

　大阪市教育委員会は、６月１１日に専修学校「市立デザイン教育研究所」（阿倍野区）の募集停止を突然発表。これに対し同校の保護者や卒業生らが市議会に２６５４筆の署名を添え「拙速な募集停止の撤回を求める」陳情書が提出され、６月２７日の市議会教育こども委員会で、日本共産党の小川陽太市議は「行政の勝手な都合で子どもたちの未来を奪うのは許されない」と撤回を求め、陳情書の採択を主張しました。

　陳情は共産党、自民、みらいが採択を求めましたが、維新、公明が継続を主張し、継続審査扱いとなっています。

なお「撤回を求める」署名は７月９日現在で３５５６筆が提出されており、関係者では引き続き署名活動をおこなっています。