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橋下大阪市長が都構想延命懇願

衆院総務委


 日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は24日、参考人として出席した衆院総務委員会で自身が掲げる大阪都構想について「何とか議論の余地を残してほしい」と延命を訴えました。「都構想」に反対する大阪市議会と刻抗するため協力を懇願したものです。

 橋下氏は、地方自治法改定案の参考人質疑に維新の推薦で出席。自治体首長の立場で出席を認められながら、「都構想」の延命策として維新が提出した同法「修正」案を何度も宣伝しました。

 「修正」案は政令市の区長を公選制にできるようにするものです。橋下氏は、政令市をなくす都構想と政府の改定案の「中間」にあたると説明。「都構想」がベストだとしたうえで「区長公選制で選択肢を増やしてほしい」と述べました。

 「修正」案は同日の委員会採決で維新を除く全会派の反対で否決されました。

(2014年4月27日付しんぶん赤旗)