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幼稚園民営化やめて

保護者ら 大阪市に3900超署名提出


 大阪市の橋下徹市長がかかげる市立幼稚園の全園(59園)廃止・民営化をめぐり、現在、市内で唯一、民営化(認定こども園)が決定された泉尾幼稚園(大正区)の保護者や地域の住民らが1日、3921人の署名を添えて民営化撤回を求める陳情書を大阪市議会に提出しました。各会派に要請し、市政記者クラブで会見しました。

 提出したのは区内の新婦人や教職員組合などでつくる「子どもと教育を考える大正連絡会」(代表・青木勝美さん)。同園の保護者や地域から「のびのびとした保育がされている」「なぜここが民営化されるのか」と共感が広がり、地域の自治会長も署名に協力するなど地域ぐるみの運動となり、1ヶ月余で集めました。

 同園の民営化が市議会で決まったのは昨年の11月(日本共産党は反対)。市は、運営する法人を今年11月に決定し、2016年度に開園するとしています。

(2014年9月3日付しんぶん赤旗)