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「大阪都」構想

「協定書」議案を提出

大阪市議会で橋下市長


 1日に開会された大阪市議会本会議に、橋下徹市長は「維新」以外の会派を排除した「大阪府市特別区設置協議会」(法定協)でとりまとめた「大阪都」構想の「協定書」(設計図)議案を上程しました。

 同議案は同日、財政総務委員会に付託され、同委員会で9、10の両日に審議するとともに、10日には五つの常任委員協議会で審議されます。

 「維新の会」単独で開いた9月26日の法定協で、「協定書」議案が府市両議会で否決された場合、同じ案を再提出することを確認しました。しかし、議決された議案を同じ会期中に提出できないとする「一事不再議」の議会規則に抵触するルール違反です。

 日本共産党大阪市議団の山中智子幹事長は「提出された『協定書』は、違法・脱法を積み重ね、『維新の会』のみとなった法定協議会でデッチあげたもの。議会では無効決議が採択されています。あくまで撤回と正常な法定協議会での議論の再開を求めます。同時に、今回の質疑を通じて、都構想のひどさをいっそう明らかにし、都構想ストップの大きな流れをつくるため、全力を尽くします」と話しました。

(2014年10月2日付しんぶん赤旗)