「都』構想で堺市つぶし 維新・橋下氏が固執 |
大阪 「大阪維新の会」の橋下徹代表(大阪市長)は7日、堺市内での街頭タウンミーティングで「堺と一緒になれば新しい大阪をつくり上げることができる」「一緒に一つになつて、新しい大阪を目指そうじやないかというのが『大阪都』構想」などとのべ、あくまで堺市の廃止と特別区への再編をめざす考えを示しました。 堺市では一昨年の市長選で、堺市つぶしノーの市民の審判が示されました。竹山修身堺市長は議会でも、繰り返し「堺にとって『都』構想は百害あってー利なし」と表明しています。 橋下氏は、同タウンミーティングで、「都」構想での堺市廃止後の区割りについて「いくつつくるかは今後の議論で決めていく」としながらも「もう五つも六つも七つもいらない。今の堺の区の数は多すぎる」「せいぜい一つか二つ」などと述べました。 (2015年2月10日付しんぶん赤旗) |