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否決「都構想」再提案へ

大阪市議会開会


 大阪市議会の2・3月定例議会が13日、開会しました。会期は3月13日までの29日間です。橋下徹市長は、大阪市議会、府議会で昨年否決され、公明党の寝返りで生き返った「大阪都」構想の協定書を会期中に提案する見通しです。

 橋下市長は同日、経営破綻した商業ピル「オスカードリーム」(同市住之江区)をめぐる和解関連費380億9700万円を含む補正予算案と、市営地下鉄・バス民営化条例案、市立環境科学研究所の廃止・独法化と府立公衆衛生研究所との統合に関する議案を提案しました。

 市営地下鉄・バスの民営化については5度の継続審議を経て、交通局長の不祥事が発覚する中、昨年11月21日の市議会本会議で「維新」以外の全会派で否決しました。

 「二重行政のムダ」といってすすめる市立環境科学研究所の廃止・独法化と府立公衆衛生研究所との続合も、昨年12月17日の本会議で否決しています。

(2015年2月14日付しんぶん赤旗)