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大阪市廃止案を可決 市議会委 きょう本会議採決 |
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橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会が党是とする「大阪都」構想に基づき、大阪市を廃止して五つの特別区に分割する内容を盛り込んだ協定書議案が１２日、大阪市議会の財政総務委員会で維新の会と公明党の賛成多数で可決されました。日本共産党、自民党、民主系会派は反対しました。協定書議案は１３日の本会議でも可決される見通しです。 委員会では、協定書の復活に手を貸した公明党の議員が「協定書の中身には断固反対だが、住民投票を実現するため、議案としての協定書を承認する」と、議員としての職務放棄ともいうべき見解を表明しました。 １３日には、市解体に反対する「大阪市がなくなるで！えらいこっちゃの会」が市役所周辺での緊急行動を呼びかけており、午前１１時開始の集会では各団体からのアピールも予定しています。 同議案が、１７日の府議会本会議での採決でも可決されれば、大阪市を廃止して五つの特別区に分割することの是非を問う重大な住民投票が大阪市で５月１７日に行われる見通し。 (2015年3月13日付しんぶん赤旗) |