「市民の声」はどこへ |
ところが、結論は「現システムのままでは橋下市長は対応しきれ」ず、市民の「小さな声にしっかり耳を傾け」るためには市を五つに分割し、特別区を設置する「大阪都構想の実現が急務だとしています。 ちょっと待ってください。市バス路線の大幅削減は橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)の方針に基づいて行われてきたものです。システムの問題ではなく、住民の願いに「耳を傾ける」姿勢があるかないかです。 佐々木氏は、15日のタウンミーティングで「今ここにマイク口バスを出してしまうと24区すべてにバスを出さなければいけなくなってしまう。こういった無駄遣いを終わりにしなければいけない」と切り捨てました。「市民の声」はどこへ。 (笹) (2015年3月20日付しんぶん赤旗) |