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幼稚園民営化 高い保育料にあわせる?

「大阪維新の会」タウンミーティング


 「身を切る改革」と大阪市廃止・解体構想(「都」構想)を掲げる大阪維新の会。連日のように街頭タウンミーティングを行い、同構想では「住民サービスは低下しません」などと宣伝しています。

 維新の党の井上英孝衆院議員は27日のタウンミーティングで、公立の幼稚園が1園もない地域があり、保育料が高い私立に子どもを預けなければならない保護者がいると主張。しかし結論では「保護者の負担を考えたときに、公平性を考えていくと、一定公立の幼稚園を民営化していって、保護者の負担が少なくとも一緒になる。公立の民営化が必要」などと述べました。公立幼稚園を民営化することで、私立の高い保育料に合わせ、市民に負担させようというのです。

 1歳の子どもを抱いて話を聞いていた女性(43)は「公立を増やして、保育料を下げることが住民サービスの向上では?」と疑問を呈しました。

 (笹)

(2015年3月31日付しんぶん赤旗)