住民サービス低下を自慢 維新応援の東京・中野区長 |
田中区政は、保育料、介護保険料、国民健康保険料の大幅値上げなど住民負担を押し付ける一方で、400億円の基金をため込み、大型開発を進める政治を展開しています。 田中氏はこの日、区立保育園の民営化や職員の大幅削減などを誇る一方、「がん検診の無料化もやらない。自分の健康だから自分で守る。これも私の考え方」と自己責任を主張。区独自にやっていない施策について「やろうと思えばできる」としながらも「結局、やるかやらないかは自治体としての選択だ」と強調しました。 維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は「こうやって東京の特別区長の話を聞くと、大阪市が特別区になって何もできなくなるっていうことが、全くのウソだってことがはっきりした」などとのべ、「どう考えても田中区長のような区長が大阪市内で5人誕生する方が、大阪市民のためになる」と話しました。 住民サービス低下を競い合うような5人の特別区長をつくりたいとでも言うのでしょうか。 (笹) (2015年5月8日付しんぶん赤旗) |