否決「都」構想修正へ 大阪市議会が開会 |
吉村市長は同日、目先を変えて「大阪都」構想の実現をめざす副首都推進局(大都市局の後継組織)の設置条例や、市営地下鉄・バスや水道事業の民営化、市立環境科学研究所の廃止・独法化と府立公衆衛生研究所との統合に関する議案を提案しました。 市営地下鉄・バスの民営化については、議会で5回の継続審議を経て2回否決しているにもかかわらず、「基本方針」と「市バス経営健全化計画」(民営化を前提とした破産処理案)を提案。「二重行政のムダ」といってすすめる市立環境科学研究所の廃止・独法化と府立公衆衛生研究所との統合も、議会で2014年12月、15年2月、同10月にいずれも否決しています。 水道事業民営化も15年3月で否決しています。 (2016年2月17日付しんぶん赤旗) |