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市、水道民営化を検討

大阪市議会開会 港湾一元化また提案

 大阪市議会の9〜12月定例議会が16日開会しました。会期は12月13日までの89日間です。

 吉村洋文市長は同日、水道事業の民営化に向けた検討、準備経費9700万円などを盛り込んだ補正予算案と、公営・準公営企業決算と合わせて、市の大阪港、府の堺泉北港・阪南港を一元管理する条例案や、大阪市立工業研究所と府立産業技術研究所の統合に関する議案を提案しました。

 港湾管理の一元化については、議会で2014年9月と15年10月の2回否決しているにもかかわらず、3度提案しました。「二重行政のムダ」といってすすめる市立工業研究所と府立産業技術研究所の統合も、議会で14年9月、15年2月、同10月にいずれも否決しています。

(2016年9月17日付しんぶん赤旗)