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一次医療限定に反対

大阪市議会 共産党 住民の声強調

 大阪市議会の2・3月定例議会が7日開会しました。会期は3月13日までの35日間。

 吉村洋文市長は同日、独立行政法人大阪市民病院機構に係る中期目標の制定に関する議案など51件の議案を提案しました。

 本会議で、住吉市民病院廃止後、新病院開設までの間、暫定開設する住之江診療所について入院機能を持たない外来診療を提供する一次医療機関として整備するなどの議案が共産党以外の賛成で可決しました。

 本会議休憩中に開かれた民生保健委員会で、日本共産党の尾上康雄市議は「これまでの経過、委員会、本会議での議論を踏まえると、到底賛成できない」と反対。「住之江診療所を一次医療に限定する提案で地元医師会・地域住民に理解を求めることは、ようするに我慢を迫るものだ」批判し、「住吉市民病院廃止後も小児科・産婦人科のベツドを跡地につくってほしい」は地元医師会・地域住民の切実な声・要望だと強調しました。

(2019年2月8日付しんぶん赤旗)