カジノ反対してこそ 山中氏 依存症対策条例案に反対 |
日本共産党の山中智子大阪市議は27日の本会議で、公明・自民が提案した「大阪市ギャンブル等依存症対策条例案」に反対する討論を行いました。
山中氏は、基本理念に肝心の「予防」がなく、パチンコなどへの対策も見えないことを指摘。さらに「違法オンラインギャンブル」という言葉を多用することで、「合法なオンラインカジノ」があるという誤解をうみかねないことなど、理念や定義への疑問を表明。
そして、最大の疑問は「カジノ誘致とギャンブル依存症対策の推進がどうすれば両立するのかだ」として、提案するならカジノにキッパリ反対したうえで、当事
者や関係者の英知を集めた条例にすべきだと主張しました。
同条例案は、府に条例があるから二重行政になるなどとして維新も反対し、否決されました。
(2025年5月28日付しんぶん赤旗) |