大阪市市議会委員会
バス運転手の労働条件改善で事故を無くせ
関根議員が要求
13日にひらかれた大阪市議会交通水道委員会で、日本共産党の関根信次議員は、バス死亡事故の損害賠償調停案件に関連して、事故を無くすためにも労働条件の改善が不可欠であると主張しました。
同議員の調査によると、1999年までの11年間に、市バスが引き起こした事故は7370件にものぼり、そのうち人身事故は1068件、死亡事故は16件になっています。当局は「研修を強める」と答弁するだけでした。
同議員は大都会でのバス運行は常に事故の危険があり、それだけに交通環境の整備と運転手の安全運転のための労働条件の改善は公共交通機関として不可欠なものだと強く主張しました。