大阪市議会交通水道委員会

  地下鉄トンネルの火災無くす対策を

            関根議員が追及

 10月10日の午後8時頃に、地下鉄御堂筋線難波駅北130メートルのトンネル内で線路の切り換えポイントにたまった綿屑などゴミが燃えてボヤを起こし、30分車両がストップ、35,000人の乗客に影響が出ました。この路線では過去に3度のボヤが起きています。
 13日に開かれた大阪市議会交通水道委員会で、日本共産党の関根信次議員はこの問題をとりあげました。
 同議員の調査では、今回のボヤ地点を含めた御堂筋線などの清掃を10,290,000円で外注しており、更にその後も当局職員が点検をしていることになっています。ところがボヤ現場の消防署検証結果では、直径30センチもの焦げ跡が残っており、相当な量の油とゴミがあったことが予想されています。今年8月にも、工事請負業者まかせの管理体制でトロッコの転覆事故が起こったばかりでした。
 交通局は「点検清掃に努める」と答弁を繰り返し、関根議員は「ずさんな作業が原因だ」と厳しく改善を求めました。