戦争法(新ガイドライン法)と軌を一にする陳情の不採択を主張
 財政総務委員会で姫野議員

 29日、財政総務委員会がひらかれ、姫野浄議員は、「生物兵器、化学兵器についての対策を強化し、平和を守るための陳情」に対して見解を表明しました。姫野議員の表明は以下の通りです。
 陳情は、「北朝鮮が大量の生物兵器や化学兵器を保有して、日本への攻撃を準備していると、全く架空の想定を行い、これに対するワクチンや防毒マスクなどの装備の計画を政府は行い、日本の軍事力を誇示せよ」と求めているのですが、この種の要求は、現在、東アジアとりわけ朝鮮半島での平和の台頭に水をさし、日本は軍事力一本槍の対応でゆけというもので、とても容認できる意見ではありません。
 加えて、この陳情者は、必ずといってよいほど、日本共産党への悪罵を投げつける言葉をくどくどと並べるのでありますが、わが党は、歴史的に他の国の政府、あるいは党との関係は、自主独立、対等平等、内政不干渉といった基本的態度を貫いており、北朝鮮との関係でも同じであることをここに改めて表明しておきたいと思います。
 したがって、この陳情は不採択とするよう主張するものであります。

議会 日時 付託委員会 請願・陳情名 質問者  各会派の態度
共産 自民 公明 民民 無所属
2000年11.12月市会
11.29 財総 生物兵器、化学兵器についての対策を強化し平和を守るための陳情 姫野 ×
○…採 択  △…継 続  ×…不採択  ▲…一時不再議  ■…審査不要
 共産…日本共産党  自民…自由民主党  公明…公明党   民民…民主・民友大阪市会議員団  無所属
 財総…財政総務委員会  文経…文教経済委員会  民保…民生保健委員
 計消…計画消防委員会  建港…建設港湾委員会  交水…交通水道委員会