雪印食中毒事件最終報告
石川かんじ議員が質疑
17日に開かれた大阪市議会民生保健委員会で、「雪印乳業食中毒事件の原因究明調査結果について」が報告され、石川かんじ議員が質疑しました。
最終報告は、「食中毒事件の調査において、原因食品の汚染源となった脱脂粉乳の製造工程の黄色ブドウ球菌の増殖に係わる要因が推定されたことから、類似の食中毒事例の再発を防止するため、衛生基準の策定、HACCP(ハサップ)の導入等の措置を講ずることが必要と考えられる」などを内容としています。
石川議員はこれにたいし、「大阪市は、ハサップを推奨していますが、独自に検査することが問われています。国任せにしないで、独自の見解をもって、工場に立ち入り検査するなど、基本的な検討が必要です」と主張。すでに昨年7月に、インターネットで「脱脂粉乳が原因ではないか」と指摘した研究者がいることをあげ、もっと早く原因がわかったのではないかとのべました。また、専門職員の補充など、体制を強化を図るよう求めました。