要望書
大阪市長 磯村隆文 殿
現在、JR阪和線の高架化工事がすすめられています。高架化される新駅舎にはエレベーター、エスカレーターなどが設置されることになっています。これは地域住民の切実な順いに応えたもので、地域のみなさんは大変喜んでいます。 しかし、高架化工事の対象となっていない「杉本町駅」と「美章画駅」は現状のまま据え置かれます。
ご存知のとおり、「杉本町駅」は、一日の利用客が5000人を越え、階段の段差も5メートルを越えています。利用客の多くは市立大学の学生と近隣の高校に通学する生徒たちですが、高齢者の方や障害者の方も多く利用しています。車椅子の方は毎日駅員の協力で階段の上り下りをしています。また、杉本町駅南北の「踏み切り」は、朝タのラッシュ時に大変な自動車の渋滞をひき起こしています。こんな状況ですから、地域のみなさんは「杉本町駅舎」も今回の高架化工事と同時に当然改善されるものと期待していただけに、現伏のまま据え置かれるなど、とても納得できるものではありません。
「杉本町駅舎にエレベーター、エスカレーターの一日も早い設置を」「踏み切りの渋滞解消を」は、地域のみなさんのほんとうに切実な願いです。これらの願いを一日も早く実現するため、下記の事項について大阪市としても格段のご努力をされるよう、ここに要望いたします。
<要望事項>
1. 「杉本町駅舎」におけるエレベーター、エスカレーター設置の年次計画を具体化し、それに必要な予算(補助)を確保してください。
2. 「踏み切り」の渋滞を解消するため、杉本町駅の高架化をふくむ都市計画を策定し、立体交差にしてください。
以上