エレベーターを市営住宅に
大阪・港 一条通住宅自治会が市に要望書
(しんぶん赤旗 2001年2月28日)
大阪市港区一条通住宅自治会(池内美智子会長)の代表は22日、誰もが安心して住みつづけられるようにエレベーターを早く設置してくださいと都市整備局に要望書を提出しました。
要望書は、同住宅では居住者の高齢化がすすみ、階段の上り下りの困難な人が多くなってきているので、エレベーターを早期に設置することを要望しています。
一条通住宅は、昨年の9月にエレベーターの設置などをもとめて大阪市議会に陳情書を提出しました。自民・公明などのオール与党により陳情は継続審査扱いとなりましたが、その後も管理センターへ入居者の要望をまとめ要望したところ、植木の剪定や地盤沈下し斜めになった入り口付近に手すりの設置、壁面落下の修繕と塗装などが実現しました。
代表は「住宅には風呂もないけれども一日も早くエレベーターの設置を」と訴え、当局は「エレベーターを設置していこうという方向ですが、市内の住宅を建替えるのか、住宅改善をすすめていくのか、検討しているところ。みなさんの切実な要望は伝えます」と約束しました。
日本共産党大阪市会議員団の谷下浩一郎市議が交渉に同席し、「皆さんの切実な要望が一日も早く実現できるようにしてほしい」と話しました。