計画消防委員会 

池島南住宅、一条通住宅の建替えは、

自治会の要望、入居者の意見・事情の尊重を辰巳議員が要望

316日、計画消防委員会が開かれ、日本共産党の辰巳正夫市議は、港区の池島南住宅、一条通住宅の建替え問題について、自治会の要望、入居者の意見や事情を尊重するよう強く要望しました。
 港区の池島南住宅は、1959年度〜1961年度建設で築後40年経過し、70才以上が78人、80才以上が43人と高齢者の多い中層鉄筋住宅です。
突然、今年に入って、大阪市は建替計画を発表し、此花区の酉島住宅へ移転するよう説明しました。自治会が入居者にアンケート調査すると、「酉島に行ってもいい」−
40人、「港区内にリロケーションが建つなら移ってもいい」−120人、「動きたくない」という人もあり、建替課に伝えたところ、38日の2回目の地元説明会で、移転希望調査をすることを明らかにしました。
 辰巳議員は、一時的な仮移転だと言えども、全く不案内の地域への困難や高齢者の不安の声を紹介し、港区内のリロケーション住宅建設の方向で、自治会の要望、入居者の協力が得られる方向で、事業実施するよう強く要望しました。
 田部建替課長は「今後の事業を進める上で、参考にする為の予備調査として実施した。お年寄りなど入居者に十分配慮して、協議しながら事業を進めていきたい。そのため、事業に理解いただくため、仮移転住宅の見学会や入居説明会を実施していきたい。どうしても、此花区へは移転しがたいと言った事情のある方には、週辺の既存市営住宅を確保するなど対応について工夫していきたい」と答弁しました。 
 辰巳議員は一条通住宅についても一日も早くエレベーターを設置するよう要望しました。同団地も80世帯ほとんどが高齢者で、ストック団地の事業検討で建替計画にまわることになると土地をこれから取得して、さらに順次建替をすすめるとなれば、10年程度はエレベーターなしで、待機させられる可能性が大きいと指摘。自治会や入居者が切望しているエレベーターを一日も早く設置するよう求めました。