計画消防委・長谷議員質問
工場跡地利用、放出区画整理
住民要求の公共施設建設を
3月15日、計画消防委員会が開かれ、日本共産党の長谷正子議員は、鶴見区内の工場跡地、放出駅周辺の区画整理について、区民の強い要求である公園やプール、住宅などの建設を求めました。
ローカル通信によると、鶴見区内でこの1〜2年内に、住友金属鉱山伸銅梶i鶴見1の6)52,800u、樺骰蒼d線製造所(鶴見1の6)5,000u、日産阪神サービスセンター梶i横堤2の5)33,500u、スターライト工場梶i徳庵1の1)18,200u、樺ヨ本チエイン(鶴見4の17)55,000u、合計164,000uの大工場が移転、撤退する。どの工場も区内で創業35年〜84年の老舗です。跡地利用について注目されていると報道しています。
大阪市では、5,000u以上(都市計画施設等の区域200u以上)で有償譲渡を行おうとするときは、届出、申出があります。土地の先買い制度(公有地の拡大の推進に関する法律「公拡法」)により、大阪市など公共団体等が公共の目的のために必要な土地を取得する制度の一つで、これにより都市の健全な発展と秩序ある整備を図ります。
椿本チエインは、1999年5月に都市基盤公団の土地有効利用事業により取得され、基盤整備後、公募により処分される予定です。
長谷議員は、椿本チエイン跡地について、「ゲートボールができるような公園が欲しい」「(競泳用)のプールが欲しい」「市営住宅を建設してほしい」など区民の声を紹介し、拡大な敷地を有効に活用し、区民の暮らしに関わる作ってよかったと言える施設を作るために、積極的に関係事業局に調整を図るように要望しました。
吉松企画主幹は、「まず、地元の大阪市への利用意向の協議があると考えているので、関係事業局に紹介し、利用希望があれば当該局と公団との調整に協力していく」と答えました。
放出貨物跡地、駅前周辺の保留地が、公募され住宅関係三社が応募しています。昨年九月、今年の2月に周辺をよくする会はアンケートや署名を添えて、市議会に請願書が提出されています。長谷議員は住民の「図書館がほしい」「プールを作ってほしい」「緑地を増やしてほしい」などの要望が多いこと、請願書の実現をめざす立場から、一日も早く、各局に要望を伝えるよう求めました。
吉松企画主幹は、来年度より放出駅の橋上化などの工事に着手するので、今年度内に保留地を売却する事を建設局で進めていることを明らかにし、「街づくりに合わせて、駅前にふさわしく、地域の活性化にしするような公共施設の整備が必要と考えている。今後とも、関係局と協議、検討をすすめていきたい」と答えました。