党大阪市議団主催 19日天王寺 マンション問題交流・懇談会
4100の団体、個人に案内

(しんぶん赤旗 2001年5月15日)

日本共産党大阪市会議員団は、各分譲マンション前で案内の街頭宣伝を行ったり、管理組合理事長、住民、団体などに、市政報告を持参して懇談し、懇談会への参加を呼びかけています。これまで、4100団体・個人に案内しています。

 実情調査かねて 

淀川区の姫野浄市会議員とてらど月美生活相談センター所長は、14日、案内と各マンションの実情調査のため、区内各マンションを訪問しました。
 このなかで、西中島のあるマンションでは、管理人が応対し、「築後26年経てエレベーターや屋上の防水が老朽化しています。火災対策なども訓練していますが、理事会、住民全体の取組みにしていくことに苦心しています」と述べました。
 三国本町のマンションでは「日本共産党市議団の努力でプレイロットと集会所の固定資産税が今年から大幅減税されたことは、早速、各階代表者会議で報告され、住民に周知徹底しました。今、マンション問題を系統的に取り上げて、私たちの意見や要望を聞いてくれている日本共産党に大いに期待しています」との励ましの声もありました。
 そして、「19日のマンション問題交流・懇談会には、他の理事さんも誘って参加し、おおいに勉強したいですね」と語りました。

 “相談にのって”と 

生野区や浪速区では、マンション管理組合理事長が案内状を握り締めて、管理組合で抱えている問題の相談にのってほしいと相談所を訪れています。浪速区のマンションでは、委託契約をしていた管理会社のずさんなマンション管理への行政指導と契約期間中の消防用設備などの点検結果の説明がほしいと理事会で決議し、日本共産党に相談し、管理組合役員代表が参加して、消防局と交渉を行いました。この取組みの中で「マンションの自主管理のことも勉強したいし、本当に私利私欲でなく、市民のために頑張ってくれている日本共産党の政策を聞きたい」と十数名が懇談会への参加を約束しました。
 日本共産党の各地区委員会、支部も案内の取組みを強めています。北・福島地区委員会では、地区委員長を先頭に84のマンション管理組合理事長を訪問。あるマンションでは「いつも案内状みています」「今回の固定資産税減免の行政基準が厳しすぎるので実態にあわない」など要望が寄せられました。

マンション問題交流・懇談会は、19日午後2時から大阪市天王寺区の大阪府中小企業文化会館で開かれます。
 ▽あいさつ・山下よしき参院議員
 ▽報告「マンション問題の現状と課題」高瀬康正氏(日本共産党国会議員団事務局・団地、マンション対策チーム委員)
 ▽報告「大阪市のマンション支援策と今後の展望」たつみ正夫大阪市議