大阪市 8年間で小売業商店が7,348店減少 

 このほど大阪市経済局が大阪市内小売業商店数の推移を示す資料(商業統計調査)を発表しました。1991(平成3)年から1999(平成11)年の8年間の推移を示したものです。
 小売店舗総数では7,348店、15.2%の減少となっています。特に、スーパーや大型店の進出を受けて廃業に追い込まれた店舗や商店街も少なくありません。業種別では、乾物、食肉、生鮮、野菜、果物、菓子、パン、呉服、服地、寝具、自転車、写真機、写真材料店などが軒並み30%を上回る減少率となっています。

資料: 大阪市 小売業商店数の推移(商業統計調査)

業種(小分類)

1991年 1994年 1997年 1999年 増減数
1991年→1999年
増減率
1991年→1999年
百貨店 37 34 37 34 −3 −8.1%
その他の各種商品小売業(従業員50人未満) 30 29 35 65 35 116.7%
呉服・服地・寝具小売業 1,440 1,256 1,070 991 −449 −31.2%
男子服小売業 1,716 1,501 1,518 1,371 −345 −20.1%
婦人・子供服小売業 4,249 4,042 3,960 3,725 −524 −12.3%
靴・履物小売業 842 747 708 643 −199 −23.6%
その他の織物・衣服・身の回り品小売業 2,071 1,813 1,691 1,828 −243 −11.7%
各種食料品小売業 676 674 641 551 −125 −18.5%
酒小売業 2,439 2,232 2,109 2,063 −376 −15.4%
食肉小売業 1,081 966 817 723 −358 −33.1%
鮮魚小売業 889 795 695 586 −303 −34.1%
乾物小売業 435 339 263 263 −172 −39.5%
野菜・果実小売業 1,448 1,261 1,020 905 −543 −37.5%
菓子・パン小売業 3,718 3,016 2,648 2,377 -1,341 −36.1%
米穀類小売業 1,511 1,388 1,248 1,147 −364 −24.1%
その他の飲食料品小売業 5,073 5,085 5,058 4,518 −555 −10.9%
自動車小売業 1,124 1,163 1,093 1,065 −59 −5.2%
自転車小売業 789 538 502 480 −309 −39.2%
家具・建具・畳小売業 1,395 1,237 1,129 1,065 −330 −23.7%
金物・荒物小売業 1,018 895 791 736 −282 −27.7%
陶磁器・ガラス器小売業 190 173 176 176 −14 −7.4%
家庭用機械器具小売業 1,977 1,961 1,885 1,903 −74 −3.7%
その他のじゅう器小売業 52 29 38 28 −24 −46.2%
医薬品・化粧品小売業 2,873 2,694 2,566 2,359 −514 −17.9%
農耕用品小売業 61 125 119 61 0 0.0%
燃料小売業 977 955 864 765 −212 −21.7%
書籍・文房具小売業 2,787 2,619 2,517 2,235 −552 −19.8%
スポーツ用品・がん具・娯楽用品・楽器小売業 1,406 1,345 1,278 1,298 −108 −7.7%
写真機・写真材料小売業 554 484 449 341 −213 −38.4%
時計・眼鏡・光学機械小売業 757 733 757 784 27 3.6%
中古品小売業(他に分類されないもの) 209 247 243 323 114 54.5%
他に分類されない小売業 4,659 4,711 4,771 5,726 1,067 22.9%
小売業商店数計 48,483 45,087 42,696 41,135 −7,348 −15.2%