コミ系バス路線の新設・バリアフリーなど

市民の声を聞いて実施を

山中議員が要望

駅関係職員の推移
(各年度9月1日現在) 単位:人

  助役等 駅員 合計
1992年 849 1,629 2,478
1993年 939 1,550 2,489
1994年 999 1,424 2,423
1995年 1,092 1,332 2,424
1996年 1,176 1,163 2,339
1997年 1,232 1,122 2,354
1998年 1,307 972 2,279
1999年 1,372 824 2,196
2000年 1,399 677 2,076
2001年 1,419 601 2,020

 1日開かれた大阪市会公営決算特別委員会(交通・水道事業)で日本共産党の山中智子議員は、「市民参加の事業に」との立場からバス路線の新設やエレベーター設置などバリアフリー問題について「市民の声を聴いて実施を」と質疑を行ないました。
 山中議員は、コミニティバスの新路線が全行政区で提案されているもとで、「利用しやすいように、これをどうするか市民の声を直接聞く機会をつくるべき」と提案したのに対し、担当者は「区役所とも協議している。意見を取り入れる方法は色々あリ、我々なりの方法でやって来た」と強弁。一方的、事務的な態度をとりました。
 また、地下鉄駅などのバリアフリーに関連して、駅員が減らされる一方の現場で、乗客の協力を得て階段を昇る時に、障害者の方が味わった「恐怖の体験」を紹介し、エレベーター設置の必要性を強調し、駅員削減計画は障害者、高齢者など「交通弱者」犠牲になると批判しました。
 さらに、朝潮橋駅の東側出口へのエレベーター設置が、16年も以前から強く要求されていることを紹介し「一日も早く設置を」を求めたの対し、「第2次整備計画の検討対象」と先送りの冷たい態度をとりました。