政務調査費に透明性を

下田議員が請願書の採択主張

（しんぶん赤旗　2001年10月13日）

　大阪市議会財政総務委員会が10日開かれ、日本共産党の下田敏人議員が、市民グループ「見張り番」の松浦米子さんから出された「政務調査費の収支報告書に証拠書の添付を求める陳情書」について質疑しました。
　陳情は、地方自治法の改正にともない大阪市でも政務調査費の交付条例が制定されたのは、公金の使途を市民に透明にするためであり、そのため収支内訳の報告を義務づけるとともに、支出の証拠書を添付し、市民に公開することを求めています。
　下田議員は、選挙管理委員会への政党の政治資金報告書では、人件費など経常経費を除き、一件五万円以上のものについて、氏名・住所・目的・金額・年月日を記載し、領収書の写しを添付することになっており、政党助成金の場合も同様であることを指摘。陳情の採択を主張しました。
　自民・公明・民主など与党は、持ち帰って審議するとの態度をとりました。

○…採　択　　△…継　続　　×…不採択　　▲…一時不再議　　■…審査不要　　−…予算関連案件
　共産…日本共産党　　自民…自由民主党　　公明…公明党　　　民民…民主・民友大阪市会議員団　　無所属
　財総…財政総務委員会　　文経…文教経済委員会　　民保…民生保健委員
　計消…計画消防委員会　　建港…建設港湾委員会　　交水…交通水道委員会