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食の安全求める陳情、採択求め質疑

矢達幸市会議員

2006年11月28日

 11月28日の文教経済委員会で、日本共産党の矢達幸議員は「食の「安全・安心」確保のための意見書採択に関する陳情書」の採択を求めて質疑しました。

 矢達議員は、カロリーベースで40%という食糧自給率について触れ、食料が外国頼みになっている実態が世間でも問題になっており、今後地球温暖化、環境悪化で世界の食糧不足が危惧され、日本の将来の食糧事情が深刻な状況にある事を指摘しました。またBSE問題では輸入再開にあたっての査察状況に問題があり、実際はフリーで輸入されている恐れがあると指摘。全頭検査は当然必要で国のチェック体制を強めることが必要だと主張しました。

 陳情で触れられている自給率向上、牛肉輸入での全頭検査の継続、安全検査体制の強化、各種給食への地元産食材の利用拡大は、国全体の食の安全を守る点でも重要な課題であり国に強く働きかけていくことが大事と採択を求めましたが、他党は一言の発言もなく継続審査となりました。