title

赤バスの故障対策の強化を、市民病院の安全対策を
公営・準公営決算委員会で北山良三議員が主張
 

北山良三市会議員

2003年10月8日

大阪市議会公営・準公営会計決算特別委員会が8日開かれ、日本共産党の北山良三議員は、「赤バス」の運行、市民病院の安全対策について貿疑しました。
 北山議員は、「赤バス」には@未導入区(西淀川、中央、西、旭、大正、港)での実施、A頻発する車両事故対策、Bループ路線の双方向化、C乗客の安全確保と交通事故防止、D運転手の接客マナーの向上と労働条件の改善、Eバスの遅延対策などの課題があると指摘。
 特に、住之江区でバスのエンジンルームから白煙が出た、10月3日天王寺区でバスのマフラーから煙が出たという最近の故障事例を示し、車両故障の内容・頻度からみて、重大な人身事故につながりかねない車両故障対策の抜本的強化と、踏み切り内での故障を想定しての対応策の検討を求めました。
 また北山議員は、市民病院における医療の安全性確保の観点から、看護体制の改善についてただしました。
 朝出勤してきて夕方まで日勤(午前8時15分〜午後4時45分)に入り、すぐの真夜中から夜勤(午後11時45分〜午前8時45分)に入る日勤・深夜と続く勤務が多く含まれていると指摘。「看護士の中には小さい子どもがいたり、家族の夕食の用意など家庭の事情で寝る間もなしに夜勤にいくことになる。夜勤の終わりごろになると集中力が欠け、疲れてくる。そういう時にミスが起きる。事故が起きる可能性が高い」とのべ、「日勤でそのまま深夜に入るという勤務は無くして、少なくとも勤務間隔は16時問以上あけての三交代勤務にすべきではないか」質しました。
 理事者は、「研究していきたい」とのべるにとどまりました。