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美章園駅のバリアフリー化が前進 住民運動・地域からの陳情が力に 陳情書が全会一致で採択される 計画消防委員会で小南議員が採択を主張 |
小南かおる市会議員 2005年5月24日 |
5月24日、大阪市会計画消防委員会が開かれ、日本共産党の小南かおる議員は、「JR美章園駅及びその周辺のバリアフリー化を求める陳情書」(阿倍野、東住吉区の三連合町会長より提出)の採択を求めて質疑し、全会一致で採択されました。 陳情は美章園駅に「エレベーター」「車いす使用者も使えるトイレ」「駅舎と道路間のスロープ」の設置、歩道の段差・勾配修正、放置自転車対策など駅周辺のバリアフリー化を要望しています。 これと同趣旨の陳情書が、過去二回「美章園駅にエレベーター・エスカレーターの設置を求める会」から提出されていました。この時は、自民、民主、公明党などオール与党が継続審議を主張し事実上、棚上げになっていました。 小南議員が2004年度12月市会で同趣旨の陳情を質疑した時、理事者は設置できない理由として、「@構造上の検討やA工事が大規模になるなどの課題がある」という消極的な答弁をしていました。 小南議員はこれらの課題について、JRはどのように検討し、今後の具体的な対策について質問しました。 計画調整局の担当課長は「@JRでは、エレべーターを設置しても駅舎の構造上、問題ないという結論に達した。Aホームや改札階のスペース取得の問題は、ホーム階ではホームと併設する位置にエレベーターを設置し、改札階ではトイレ等を移設してエレベーターの設置が可能となった」と、2005年度に国交省に予算要望し、2006年度には設置される予定だと答えました。 小南議員は、JRが国交省に予算要望に至るようになった背景には、地域住民の粘り強い運動があったからだと再度強調しました。 また同議員はホームまでの48段の急な階段はとりわけお年寄りや障害者などにはつらいと住民や陳情者の声を紹介し、大阪市の交通バリアフリー基本構想についても、市内220駅中60駅の計画に留まることなく、全駅を対象に計画策定、実施するよう改めて求めま
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