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住之江公園駅乗り継ぎに直通エレベーターの設置を

長谷正子議員が交通水道委員会で陳情書の採択を求める

長谷正子市会議員

2005年10月12日

 10月12日の大阪市会交通水道委員会で日本共産党長谷正子議員は、「住之江公園駅のニュートラムと地下鉄駅間の直通エレべーター設置を求める」陳情の採択を求めて質疑しました。

 現在、地下鉄住之江公園駅からニュートラム駅への乗り継ぎで、車椅子や幼児をバギー車に乗せた乗客は改札口を出るなど四回もエレベーターの使用となっており、また公園駅から隣接するオスカードリーム内のエレベーターまでの長い距離は雨が降った時など大変な状態で、改善を求めて陳情書が提出されました。

 住民の要望もあり、このたび公園駅から地下通路を通って、もともとオスカードリームが出来る前にあったエレベーターと同じような場所に、ニュートラムの改札までのエレベーターの設置計画が4日の決算特別委員会で日本共産党の小南かおる議員への交通局の答弁でわかりました。

 長谷議員は、こうした事をうけて、公園駅の改札からそのまま雨にぬれることもなく、エレベーターも三回の乗り継ぎですみ一歩前進である。しかし、陳情書によせられた市民の願いは地下からホームまでの直通のエレベーターを設置してほしいとの強い要望であると、いくつかの例を示して実現を迫りました。

 交通局の浅岡改良計画担当課長はどれも難しいとの答弁に対し、長谷議員は「今度設置されるエレベーターについては元々出来ないと言っていたものが、精力的に検討され出来ることになったではないか」と、大阪駅の大改造や地下鉄七号線での困難な工事の克服も示し、交通局の優秀な技術を駆使し直通エレベーターを設置する立場に立って、研究・検討を重ね切なる願いに応え一刻も早く設置するよう強く要望しました。

 また、長谷議員は同駅でのエレベーターの表示がわかりにくい状況や、さらに乗り継ぎ出来るのに知らない人が多く、二度切符を買っている人もいると指摘し、案内表示などの改善を求めました。